株式会社 大広九州

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大広九州、プロeスポーツチーム運営会社 戦国との資本業務提携

2023.04.06

株式会社大広九州(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:瞿曇 啓亮、以下大広九州)は、プロeスポーツチーム「Sengoku Gaming」を運営する株式会社戦国(本社:福岡県福岡市、代表取締役:西田 圭、以下戦国)の株式を取得し、資本業務提携を行いました。今後、両社が協業を進めることで、「Sengoku Gaming」のプロモーション力の強化はもちろん、地域・企業のマーケティング課題に対して、eスポーツを活用したソリューションを提供することで地域貢献や経済活動に貢献することを目指します。

(写真左)株式会社戦国 代表取締役 西田 圭(にしだ けい)
(写真右)株式会社大広九州  代表取締役社長 瞿曇 啓亮(くずみ けいすけ)

 これまで大広九州は、通信販売の黎明期より培った『ダイレクトマーケティング』分野における独自ノウハウと、商品や企業ブランドを育成する『ブランドマーケティング』という2つの視点で、九州エリアにおける総合広告代理店として様々なプロジェクトを手がけ、数多くの企業の経済活動や地域発展に寄与して参りました。

 また、それらの知見やノウハウを活かしSengoku Gamingのチーム設立当初より、プロモーションや営業面のサポートをおこなってきました。この度、事業パートナーとして戦国との連携をより強固にし、チームの成長戦略に共に取り組むため、資本業務提携することとなりました。Sengoku Gamingのチームスローガンである「九州から世界へ」にドライブをかけるため、チームの一員として務めて参ります。

 また近年、メディア環境も多様化し、クライアント企業の課題も高度化・複雑化しています。大広九州は、そのような課題に対し、eスポーツを活用した新しいソリューションをご提供し、クライアント企業のビジネス成長をサポートすることはもちろん、地元である福岡・九州の地域社会や経済の発展に貢献して参ります。

■業務提携の概要
① Sengoku Gamingのマーケティング・プロモーション力の強化
② Sengoku Gaming及びeスポーツを活用した企業・地域の課題解決ソリューションの提供
③ eスポーツを活用した新しいビジネスの創出

■トップインタビュー(対談)

―今回の業務提携のきっかけは

瞿曇(大広九州)

 数年前からeスポーツの可能性は認識していましたが、戦国さんと一緒に仕事をしていく中で、eスポーツ業界のスピードの速さを体感し、それをキャッチアップするのは、外から関わるだけでは難しいと感じていました。今はまだ新しいスポーツ文化の立ち上げ期で、大広九州としては、プロチームのサポートにしっかり入って、eスポーツを取り巻くビジネスに関わることで、できるだけ早くeスポーツの発展をお手伝いしたいと思ったことがきっかけです。

 日本でもプロeスポーツチームの数は年々増えていますが、世界で戦うのに必要な条件が整っているチームはまだ少ないと聞きました。Sengoku Gamingは、その条件を順調に整えていっていますし、さらに強くなるために、広告会社としてお手伝いできることがあると実感しています。九州から世界への挑戦を、同じ九州に根ざす企業として支援していきたいと考えたのがきっかけです。九州の皆さんの応援を受けて、名実ともに九州の代表として世界に出ていけるようなチームになって欲しいですし、大広九州としても広告の分野だけでなく、eスポーツを通じ、地域貢献など様々な面からサポートをしていきたいと考えています。

西田(戦国)

 eスポーツチームを運営している中で、どうしても、選手側、つまり、チームをどのように強くするかに偏りがちな部分があります。一方で、eスポーツの視聴者や、Sengoku Gamingのファンの方との距離は、まだまだ縮められていないのが実情です。何をどのように発信していけば、ファンのこころを掴むことができるのかのノウハウがチームとしてまだ足りていないと感じています。今回の大広九州様との提携により、我々が足りていない部分をしっかりサポートしていただきながら、Sengoku Gamingが日本一ファンとの距離が近い、ファンに楽しんでもらえるチームとなることを目指したいです。

 野球もサッカーもラグビーも、フィジカルスポーツは地域に根差すことで支えられています。我々も九州から世界へのスローガンを掲げていますが、まだまだ九州の方々にリーチできていない部分が多い状況です。九州全体でSengoku Gamingってすごい、絶対応援したい!と思われるチームに育てていく為にも、競技シーンはもちろん、ファンとの交流や地域貢献など、さまざまな分野で活動をもっと積極的におこなっていきたいですし、大広九州様には様々な側面からサポートいただけることを期待しています。

―今後のビジョンについて

瞿曇(大広九州)

 最初に戦国さんからeスポーツの話を聞いたときに、一番響いた言葉が、「eスポーツは、老若男女、身体のハンデに関係なく、公平な勝負ができるスポーツである」ということです。そのポテンシャルを様々な方々、企業に少しでも体感してもらうことで、eスポーツの可能性について知ってもらい、前向きに応援をしてもらいたいです。昨今では子供達のなりたい職業としてプロゲーマーがランキングされるようになり、我々の世代がもっているゲームへの印象とは大きく違ってきています。職業として成立していて、若者の目標になり、それが経済効果を生んでいる。この、今後期待されるスポーツビジネスのカテゴリを、この九州から戦国さんと一緒に確立することが目標ですし、ひとつのロールモデルになればと考えています。ぜひとも一緒に頑張っていきたいですね。

西田(戦国)

 地域・年齢・性別・ハンデなど関係なく、一緒にプレイして、楽しむことができることが、eスポーツの良いところであり、醍醐味だと思います。私が大事にしているのは、体験と感動。このチャレンジャーズパーク※(通称:チャレパ)は福岡市にありますが、他の地域ではeスポーツを体験できる場所はまだ少なく、「eスポーツって要はゲームでしょ?」といわゆる今までのゲームセンターなどにあるものと混同されていることが多いのも事実です。我々としては、やはり実際にeスポーツをここで体験してもらい、「楽しい!面白い!」となって欲しいし、なぜスポーツと呼ばれるのかを確かめていただきたいと思っています。その上で、eスポーツが持つポテンシャルを多くの方々に理解いただくことも、我々の大きな使命だと考えています。プロチームとしても、拠点である福岡だけではなく、九州全域、日本国内にまで活動範囲を広げ、eスポーツを起点とした地域間の新しい繋がり方を作っていきたいですし、そのチカラがeスポーツにはあると思っています。

 プロスポーツチームとして戦績を重ね強くなること同列に、地域に根ざした新しいコミュニケーションにeスポーツを使ってもらえるよう、大広九州様と一緒にチャレンジしていきたいですね。ぜひご期待ください。

【参考】

■株式会社戦国
所在地:福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目9−25 Luz福岡天神8F
会社設立:2019年4月23日
代表取締役:西田 圭
主要株主:株式会社QTnet

企業理念:九州に愛され、世界で活躍するeスポーツチーム / eスポーツを通じて社会を元気に / eスポーツビジネスのエコシステム構築を推進

■Sengoku Gamingについて
Sengoku Gamingは「九州から世界へ」をスローガンに掲げ、福岡天神「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活動するプロeスポーツチーム。海外選手を含め30名を超える選手が所属しており、現在扱っているゲームタイトルは「リーグ・オブ・レジェンド」をはじめ、「VALORANT」等の7部門。

プロ選手のスキルと人間性を高め、世界から憧れの対象となるようなeスポーツチームを創り、社会的に活躍できる場を広げるとともに、礼儀・礼節を重んじるクリーンなチーム作りや、日本らしいスポーツ文化・情熱を国外発信することで、子供たちの憧れや夢となるチームを目指しています。

公式HP  :https://sengokugaming.com/
公式SNS:https://twitter.com/Sengoku_Gaming

■Challenger’s Parkについて
株式会社QTnet(本店:福岡市、代表取締役 社長執行役員:岩﨑和人)が、2021年8月22日に旧天神ロフトビル(現Luz福岡天神)8階にオープンさせた西日本最大級(※)eスポーツ総合施設「esports Challenger’s Park(チャレンジャーズパーク、略称:チャレパ)」※2021 年 6 月オープン時点 西日本主要 e スポーツ施設 12 施設による比較(QTnet 調べ)

公式HP  https://challepa.jp/

<本件についてのお問い合わせ>
株式会社 大広九州 eスポーツ担当(高田・竹内)
〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラ11階  TEL:092-762-7600